現在、ブラジルのコーヒー栽培の主流であるムンドノーボ種やカツアイ種は改良品種といわれています。コーヒー大国ブラジルの中でもブルボン種は収穫量が少ない貴重な在来品種です。(在来種とは古くから地域で収穫されているコーヒー品種のことです。)イエローブルボンはブルボン種の中でも特に貴重で収穫量が少なく栽培にとても手間が掛かります。そのためブラジルの多くのコーヒー農家が栽培を敬遠しがちで収穫量は高く有りません。コーヒーチェリーは通常、赤く熟しますが、この品種は黄色くなることから、ポルトガル語で「黄色」を意味するアマレロと呼ばれます。ブルボン種は味の面でも品質的にも優れているので人気の高い品種で”アマレロ”(黄色い完熟豆)は希少種です。ナチュラル(自然乾燥式)はチェリーを乾燥する際の異物混入、乾燥ムラなど、品質コントロールが難しいのですが、この「ブルボンアマレロ」は精製度が高く、欠点豆も少ないのが特徴です。とにかく甘く、ブラジルらしいナッツ系の香り、飲みやすさと親しみやすさもあるコーヒーです。
農園名:アルコイリス農園
生産地:ミナスジェライス州サント・アントニオ・ド・アンパロ
栽培品種:イエローブルボン種
標高:1,100m
精製処理:Pulped Natural
●風味をお楽しみ頂くために、賞味期限に関わらずお早めにお召し上がり下さい。